AMD製のCPU

2009年からAMD製CPUの主力は完全にデュアルコアプロセッサ以上に移行しました。
新規にAMDのCPUを買うなら「Phenom X4」または、より新しい「PhenomII X4」を選ぶのが良い選択と成ると思います。
新しいSocket AM3マザーボードでは、DDR3メモリに対応しています。
AMDの64bit CPUは従来のインテルCPUとは違い、すべてメモリ・コントローラを内蔵しているので、CPUの仕様にメモリーが依存されるのも特徴です。

AMD製のシステムの場合は、プラットフォームが長期に渡って維持される場合が多いたので、段階的なアップグレードがし易いというのが特徴です。
Intel製のCore2Duoのの場合は、Intel社のプラットフォーム変更サイクルが比較的早い場合が多いので、アップグレードには上位プロセッサへの買い替えの方が良いと思います。

AMD製のモバイルテクノロジー

元々、消費電力の少なさで定評の有るAMD製のCPUです。

2008年に発表された「Turion X2 Ultra」は、AMD-K8アーキテクチャを採用したデュアルコアCPUです。各コアに専用のL2キャッシュを装備し、メモリはDDR2(DDR2-800/677/533/400)まで対応しています。
稼動アプリケーションの負荷にあわせて各コアの動作クロックを最適化する省電力機能を装備しています。

最新のプロセッサ「Turion64 X2」は、2つのプロセッサコアを単一のダイに搭載したデュアルコア・プロセッサで35x35mmのサイズです。
モバイル向けCPUで初めて64bit拡張機能を搭載した「Turion 64」もラインナップに有ります。

AMD製のデュアルコアCPU

「Athlon 64 X2」は、2つのAthlon 64のコアを、一つのパッケージに搭載したAMD初のデュアルコアCPUです。
「Athlon 64 X2」は、従来の Athlon 64(939pin)マザーボードでBIOSをアップデートするだけで利用できるので、従来のパソコンから少ない投資でデュアルコアプロセッサ環境へ移行できるというメリットがあります。

AMDはインテルのCore2Duoが登場するまでは唯一デュアルコアCPUを発売していました。インテルが起死回生のCore2Duoを投入してからは、明らかに分が悪く成ってしまいました。

AMD製のCPUは消費電力の少なさがインテル製CPUに対するアドバンテージでした。
インテルCPUとの性能比較は今後も続くと思います。

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