ネットブックのCPU性能

WindowsとMacOSXがOSとして主に使われていますが、今年になってネットブックの急速な普及でLinuxについても大きく取り扱われるようになって来ました。さらのあのgoogleまでも無料OSの製作を発表しています。

一般向けPCのOSとしては、WindowとMacOSXが主流なのですがパソコンの高性能化の流れと逆行するような形でネットブックの市場の拡大が著しくなっています。
技術の進歩でユーザーの求めるものが商品として出てきた感じはあります。

メーカーとしては、高性能で高価なパソコンが売れれば収益率は当然上がるので、その方向で進めて行きたいと思っていたのが、昨今の経済状況の悪化からユーザーは安価な商品を選ぶ傾向が強くなっています。
それに一人1台のパソコンの時代に近づいている事もあり2台目、3台目パソコンには高性能は求めないユーザーが多いのも事実です。

そんな世の中の流れからスペックはそこそこで低価格なパソコンが登場したのです。
ネットブックと呼ばれるパソコンは数年前から市場には出ていたのですが、あまりにも低スペックなのでほとんど普及はしていませんでした。

ところがインテルのAtomプロセッサーの登場で状況は一変してしまいます。
低消費電力、小型の同プロセッサーを小型パソコンに搭載したところ多くのユーザーが求め「価格」<「性能」と言うレベルをクリアしたパソコンを送り出す事が出来たのです。

消費電力が少なくて済むプロセッサーはパソコン全体のパーツ構成を想像以上にコンパクト化することが可能になりました。一昔前までは小型のノートパソコンを作る場合は、大変な技術力が必要で開発コストやパーツのコストもかかるので、それが製品価格に反映されて高価なものに成ってしまいました。

インテルAtomはその小型で低消費電力の恩恵から、製品自体の価格も今までは考えられないような低価格にする事が可能になりました。

ネットブックの市場は今後も注目されていくのは間違いないと思います。

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