最新技術を投入したハイブリッドカー

ハブリッドカーは車体にガソリン用エンジンと電気用モーターの2つの駆動システムを搭載しているので、どうしても総重量が重くなってしまいます。車体重量が重くなると駆動エネルギーも多く必要になるので当然燃費は悪くなってしまいます。その為「車体重量の軽量化」がハイブリッドカーの課せられた一つの課題となります。
そう言った理由からハイブリッドカーには高度な最新技術が惜しみなく投入されています。

まずボディですが薄型の高張力鋼板やアルミ製を採用したり、ガラスを薄型にするなど各所で軽量化を行なっています。一口に軽量化と言っても従来の車体剛性を確保(それ以上)をしながら使われる材質や形状などの高度な設計技術を駆使して行なわれています。このあたりの開発コストも相当なものだと思われます。タイヤに関しても、燃費向上に最適な形状た幅をきめ細かく実験・検証して幅の狭い直径が大きいサイズのタイヤを装着しています。

ボディ形状ですが、ハイブリッドカーは総じてフロントからボンネットにかけてなだらかなカーブを描いたデザインが多く採用されていますが、空気抵抗を極力軽減する為に「綺麗な流線型」に成っています。車体下面に関しても極力フラットで平らに成っていて、空気抵抗係数は市販されている自動車の中でもトップクラスの低さを実現しています。