ハイブリッドカーの仕組み

世界的なハイブリッドカーの研究開発は様々ですが、日本で販売されているハイブリッドカーは「ガソリン+モーター」で駆動させるシステムを取っています。発進時は加速が必要な場面では「ガソリンエンジン」を使い、それ以外は「高性能モーター」を使う方法で車を走らせています。これによって「ガソリンの消費を少なくしてCO2の排出量を抑える効果があります。

「高性能モーター」は走行に使われるだけではなくて、制動時には発電機の役割を果たして走行用バッテリーの充電も同時に行なっています。また駆動システムをモータ走行のみで行う切り替えも可能で「深夜の市街地(住宅街)」などではエンジンを停止させて走行する事が出来ます。エンジンとモーターを上手く使い分ける事で燃費も格段に向上します。

「エコカーの基準」の「10.15モード」という燃費性能を数値化する基準では「プリウス38Km/L/1800CC」、「インサイト31Km/L/1300CC」と成っています。実際の走行時とは数値は事成りますがハイブリイドカーの燃費は従来のガソリン走行車より格段に向上しています。

現在は、モーターの出力とバッテリーの消費量が大きいので「モーターのみ」で走行する「電気自動車」は少数に留まっていますが、将来的にはクリーンで環境にやさしい究極のエコカーがお目見えするのも近いかも知れません。