ハイブリッドカーはエコカー??

ハイブリッドカーは本当に「エコカー」なのだろうか。
「低燃費=エコカー」というイメージが有るのだが、なぜ燃費が良いとエコなのだろう。たしかにガソリンの使用量が少なくなるとCO2の排出量は比例して少なく成ります。それでどれだけのCO2が減るのだろうか。

実走行の燃費は同クラス(1200ccから1500CC)のコンパクトカーと比較した場合、実はそれ程大きな差は無く「少しぐらい良いと言うレベル」との測定も有ります。これは車体の価格差を考えたら、その価格差分を燃料費でカバーするのは何十年もかかる計算に成ります。将来的には現在より燃費効率が良いハイブリッドカーが登場する事も考えられますが現時点では大きく「低燃費」とは言えない状況に有ります。

と言う事はCO2に関しても実際の使用では、排出量は宣伝されている様に大幅な減少は無い様に思われます。燃費に比例するCO2排出量ですから当然そうなります。ただし動力をモーター側に多く配分するシステムになるにつれて排出量は減少傾向になるので、こちらも今後の開発に期待したいところです。

現在は「最先端技術の惜しみない投入」でが魅力的なハイブリッドカーですが「生産コストの高さ」「一つの車体に2つのエンジン」という問題点を解決する方法を見出す事が本当の意味で「エコカー」としての称号を与えられるのではないでしょうか。

中古車買取実績No.1ガリバー