住宅ローン控除について

住宅借入金等特別控除、いわゆる住宅ローン控除と呼ばれる税制優遇制度がありますが、住宅ローン控除を利用するためには、いくつかの制限ありますのでご注意下さい。

住宅ローン控除は収めている所得税の金額を上限額としてお金が戻ってくる制度です。つまり所得税をきちんと納めている必要があります。

平成19年に税源移譲措置があり、所得税と住民税の比率が変わりました。これにより、所得税額が必然的に減少するのにともない、住宅ローン控除が利用できる年数が10年か15年の2つの期間設定から選ぶことが出来るようになりました。

また、住宅ローン控除を利用するためには、住宅ローンの借り入れ期間が10年以上でなければなりません。

借り入れ金額に関わらず、その年の12月時点で残りの返済年数が10年以上ある住宅ローンでなければ、住宅ローン控除は利用できなくなっています。