住宅ローンの流れ

住宅ローンの利用には、まず事前審査と呼ばれる審査の申し込みをすることが必要になります。ほとんどの場合は、購入したい物件が決まり、購入申し込みをした段階で事前審査の申し込みに移ります。

銀行からの借り入れ金額が確定してから、実際の売買契約を行うことになります。

事前審査の内容は、購入物件の担保価値と住宅ローンの借り入れ希望額の釣り合いが取れているか、ローン申込人はきちんと資力(収入)のある人物かどうかを審査します。

事前審査の通過後に売買契約を行い、住宅ローンの本申し込みを行います。事前審査の申し込み内容と違いがなければ、本申し込みに対する銀行の審査結果はすぐにでます。

本申し込みの時には、印鑑証明書や住民票、課税証明書の原本といった公式書類をいくつかそろえる必要がありますので、事前に準備しておけばスムーズに申し込みは進むと思います。

本申し込みに対する銀行の承認が取れたら、住宅ローンの金銭消費貸借契約を行います。(通称「金消」)

この後の流れは銀行でも説明されるので、いくつか書類をそろえたり返済に使う口座を決めたり、返済期間や金利の確認などの手順で流れていきます。

融資金は返済口座へ決済日当日に融資実行が行われますが、融資実行と同時に売主様に購入金額を支払うことになりますので、通帳上の記載でのみ確認できます。そして、融資実行日の翌月から、住宅ローンの返済となります。