ビオトープに必要な道具類

ビオトープを楽しむために最低限必要な道具です。

1、鉢

鉢と言っても様々なものが利用できます。

たとえば、鉢・睡蓮鉢、プラ船(トロ船)、水槽、プランター(穴を塞ぐ作業が必要)、瓶など。

注意点はできるだけ水が多くいれられるものが理想です。水量が多い方が環境が安定し易いからです。

2、土

荒木田土:水田の土(田土)とも言われ、沖積土で粘土質の重い土です。有機質を含み、保水、保肥力に優れ基本用土として使用されます。 水生植物、サクラソウ、キクによく用いられます。

水生植物用 用土:ADA ビオソイルなどで、天然の池沼土で、土壌微生物を多く含み、水草の根の成長がよく水質も良好に保ちます。天然の水草の種子やミジンコなどの卵も含まれ、水を注ぐとそれらが発生してきます。

3、水生植物

主役の水生植物はホームセンターなどで購入出来ます。種類などの詳しいことはこちらのページへ

4、生き物

メダカが入手し易すく一般的ですが、他にも様々な生き物が入れられます。詳しくはこちらのページへ

5、水

水道水はカルキ抜きして使用します。水道水を約1日日光の当たる場所に置いておくか、市販のカルキ抜きを使います。

ビオトープのセッティング

ビオトープで使う鉢などが揃えられたら、鉢に水草を植えたり浮かべたりする作業で30分もあればセッティングは可能です。

1、鉢に土を入れます。

塊は手で細かく砕いて出来るだけ平らに均します。水を入れてしまうと修正が困難なのでこの時に綺麗に底面を作ります。

2、植物を植えます。

ポット付きの植物の場合はそのまま設置しても大丈夫です。水替えを考えたらポット付きの方が楽に作業が出来ます。

3、水を入れます。

鉢に水を注ぎます。お皿などの上から水を注ぐようにすると水の濁りを多少抑えることができます。

水を入れたらゴミなどが浮いてきますので、それらは取り除きましょう。

4、水生植物を入れます。

浮草などの水生植物を入れます。あまり多くは入れない方が良いです。日に日に増えて行きます。

5、生き物を入れます。

すぐには入れないでください。?のセッティングを行なってから1週間程度は環境を慣らしてから生き物を入れましょう。

生き物を入れる際は、しっかりと「水合わせ」を行なってから入れてください。

水合わせの方法

水合わせは生き物が新しい環境に慣れやすくする為に必ずしてください。急激な環境変化は小さな生き物は即、死につながります。

まずは魚の入った袋を鉢の水面に浮かべて水温を合わせます。(約30分)

袋の水を減らして、少しずつ少しずつ袋に鉢の水を足し水質を合わせます。(約60分)

袋から魚を出すときは、そっと魚が自力ででるようにしてください。

※水位には注意!水位が高すぎるとメダカなどは鉢から飛び出してしまいます。

メダカ

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