ビオトープの植物

水生植物にはたくさんの種類がありますが、特に丈夫で育てやすいものを幾つかご紹介します。

睡蓮(スイレン) - 浮葉植物

ビオトープといったら、「メダカ」と「睡蓮」だと思います。

睡蓮は大きくわけて「温帯性スレイン」と「熱帯性スイレン」がありますが、初心者の方におすすめなのは「温帯性スイレン」です。

「温帯性スレイン」は丈夫で育てやすく、耐寒性があるので、地域にもよりますが、屋外で越冬することも可能です。

ウォーターバコパ - 抽水植物

大変丈夫で、初心者の方でもとても育てやすい品種です。アクアリュムや水草水槽でよく使われる植物です。生育には光量が必要なのでビオトープにはうってつけの植物です。

田字草(デンジソウ)、ウォータークローバ    - 抽水植物

大変丈夫で、初心者の方でもとても育てやすい品種です。四つ葉のクローバーにそっくりですが違う種類です。越冬も可能で、春になると新しい芽を出して育っています。

シラサギカヤツリ - 湿地植物

高さが高さ約20cm?40cmほどになります。初心者の方でもとても育てやすい品種です。浅く10cmほど水につける程度にして育てると花がつきます。園芸植物として比較的簡単に入手が可能です。

トクサ - 湿地植物

常緑多年草で非常に丈夫です。細い竹ざおのような茎が、「和」を一演出してくれます。流通量も多く比較的手に入りやすい植物です。

ラセンイ - 湿地植物

常緑多年草で非常に丈夫で、屋外で越冬可能も可能です。葉がらせん状に伸びていくので見て目も変化に富んでアクセントとして良い植物です。

菖蒲(ショウブ) - 水生植物

抽水性の日本水草。屋外の日当たりの良い所で育てます。冬は枯れたようになりますが、根茎で越冬します。※「ショウブ」と「ハナショウブ」は、全く別の植物です

トチカガミ - 水生植物

トチカガミ科トチカガミ属の多年草の水生植物です。浮遊植物でハート型の葉が可愛い日本の水草です。かなりの強光が必要ですので屋外での設置が必要です。メダカと育成する時、めだかの食べ残しが肥料になるので良いと思います。

ビオトープの植物2

少し慣れたら植物の種類を増やしても良いと思います。

キクモ - 水生植物

菊藻・ゴマノハグサ科。本州以西の湖沼、ため池、水田や水湿地に群生する多年草で、越冬した根茎は6月頃から生育します。屋外の日当たりの良い所に設置します。生育旺盛なので、適度に間引きの必要があります。メダカと育成するとボウフラ対策になります。

コナギ - 水生植物

水田や池などの水辺に生育する1年草です。コナギの名前の由来は、近縁種のミズアオイがナギとも呼ばれており、小さなナギという意味です。屋外の日当たりの良い所に設置します。生育旺盛なので、適度に間引きの必要があります。メダカと育成するとボウフラ対策になります。

クワイ(クワエ) - 抽水植物

日本と中国ではクワイの塊茎は食用とし、特に日本では『芽が出る』縁起の良い食物として、煮物にしておせち料理で食べられる習慣があります。設置場所は屋外の日当たりの良い所が良いと思います。水が落ち着いたらメダカを放しましょう

メダカ

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