ビオトープとは

ビオトープ(Biotop、ドイツ語)は、バイオトープ(biotope、英語)とも表記し、生物群集の生息空間を示す言葉です。

日本語でもカタカナのまま用いられることが多いが、訳する場合は生物空間もしくは生物生息空間とするのが良いと思います。
語源としてはギリシア語からの造語で、「bio(いのち)+topos(場所)」からきています。

より自然環境に近いビオトープを作るためには生態系や造園等の専門知識が必要になります。
しかし、個人が小さな環境でプチビオトープとして楽しむ事は可能です。

庭などをビオトープにして、自然の美と生態系が融合した人工の庭とは思えない景観をつくり出すことも出来ます。

大自然の美しい景観や生態系の物質循環の仕組を人工的に作り、その仕組みを学ぶのもビオトープといえます。

都会のマンション暮らしの方などは、ベランダに置いた鉢やプランターでビオトープを作る事が可能です。庭をお持ちの方は、小さな池を作ればそこがビオトープと成ります。

ビオトープに必要な道具類

ビオトープを楽しむために最低限必要な道具です。

1、鉢

鉢と言っても様々なものが利用できます。

たとえば、鉢・睡蓮鉢、プラ船(トロ船)、水槽、プランター(穴を塞ぐ作業が必要)、瓶など。

注意点はできるだけ水が多くいれられるものが理想です。水量が多い方が環境が安定し易いからです。

2、土

荒木田土:水田の土(田土)とも言われ、沖積土で粘土質の重い土です。有機質を含み、保水、保肥力に優れ基本用土として使用されます。 水生植物、サクラソウ、キクによく用いられます。

水生植物用 用土:ADA ビオソイルなどで、天然の池沼土で、土壌微生物を多く含み、水草の根の成長がよく水質も良好に保ちます。天然の水草の種子やミジンコなどの卵も含まれ、水を注ぐとそれらが発生してきます。

3、水生植物

主役の水生植物はホームセンターなどで購入出来ます。種類などの詳しいことはこちらのページへ

4、生き物

メダカが入手し易すく一般的ですが、他にも様々な生き物が入れられます。詳しくはこちらのページへ

5、水

水道水はカルキ抜きして使用します。水道水を約1日日光の当たる場所に置いておくか、市販のカルキ抜きを使います。

メダカ

[stmx] - ソーシャルマーケットプレイス