生物の保護

生態系の保護は昨今の時代の流れで、その活動は政府レベルから市民運動のレベルまで様々で多岐に渡ります。

ビオトープはこれらの活動と平行する形で普及してきた概念で、両者は密接な関係にあります。

しかし、様々な誤解やビオトープの概念が難しいことと相まって、本来のビオトープ概念には該当しない、あるいは矛盾する活動も多く見受けられるのも事実です。

ホタル、トンボ、ツバメ、メダカ、アユなど象徴種として守ろう、という「ビオトープ保護活動」というものがありますが、それらを保護する事がビオトープ概念の全てとは言えません。

ビオトープの考え方では「固定の種のみ」を保護する事は不可能で、その種が生息する環境・生息空間全てを保護する必要があります。

現実の問題として「生息する環境・生息空間全てを保護する」ことは不可能なのは容易に想像がつきます。

特に個人が小規模で行なうビオトープでは生態系に与える影響はほとんどないのが実情だと思います。

それでも、ビオトープの概念を勉強し理解することは広い意味では有意義な事だと思います。

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