地デジ(地上デジタル放送)のテレビ番組

デジタル放送では1つの電波で複数の番組を見ることができます。理由は、アナログ放送に比べて1つの電波で多くの情報を送ることができる為です。

このことは、今までのアナログ放送の電波と地デジ(地上デジタル放送)の電波が変わる事ではなくて、1つの電波に入れられる情報をデジタル化することで多く入れられるように成ると理解してください。

実際に地デジ(地上デジタル放送)は従来のUHFアンテナで受信します。多くは民放のローカルで使用されていた周波数の電波です。

ですから現在UHFアンテナをご使用の家庭では、新たにアンテナを設置しなくても地デジ(地上デジタル放送)対応の機器(テレビやチューナーなど)を接続すれば視聴は可能になります。(UHFアンテナの種類やアンテナの方向などの調整は必要です)

さらにデータ放送の受信ができます。たとえば料理番組を見ながらレシピを表示したり、野球中継を見ながら選手の成績を表示したりする番組関連データ放送や、いつでも最新のニュース・気象情報や交通情報が見られる独立データ放送があります。

クイズ番組やショッピング番組にも双方向で参加できるなど様々な可能性があり、暮らしの中でのテレビの使用が変わっていくと思います。

地デジ(地上デジタル放送)の特徴について

地デジのもっとも顕著な魅力は、デジタルハイビジョンの美しい高画質映像です。
16:9ワイド画面のハイビジョン高画質で、まさにその場にいるかのような臨場感と迫力を楽しめます。(比率16:9は人間の視野に合う、見やすいサイズです)


アナログ放送より格段に映像の劣化が少ないのでゴーストも起こらずクリアな画像が楽しめます。(画像輪郭のズレのこと)
デジタル音質はノイズも少なくクリアな高音質を楽しめます、特に音楽番組などではアナログ放送との違いは歴然としています。
また、5.1chサラウンドシステムを導入すれば映画館そのものの音を楽しめます。

番組表もテレビ上で見ることが出来るので番組の録画予約などが簡単に出来ます。さらにデータ放送受信やインターネット接続が可能なので、家に居ながら視聴者参加番組に参加出来たりと今まで以上にテレビの活用幅が広がります。
データ放送はリモコンボタンを押すだけで、ニュース、気象情報や交通情報など、暮らしに役立つ便利な情報を見たいときにいつでも見ることができるサービスです。

マルチ受信や文字放送の受信にも対応しているので、複数の番組を同時に視聴出来たり字幕放送や音声ガイドで高齢者等にも便利に使ってもらえる機能が沢山あります。


携帯電話や車載テレビなどのワンセグ(携帯・移動体向けサービス)などでも綺麗な映像受信が可能になります。

将来的には行政サービスが地上デジタル放送から利用可能に成るなど、生活の中で便利に活用していけるように成ります。