互換性を高めるファイナライズ

記録型のブルーレイディスクはUDF Ver2.5以降を採用していて、ファイナライズの作業が一切必要ありません。
ファイナライズ (Finalize) とは、CDやDVDの記録型メディアなどで同規格における読み取り専用メディアとの互換性を整えるために行う処理のことです。
もう少し説明すると、CDやDVDは元々読み取り専用(記録されたメディアの情報を読み出し専用のこと)で開発されたので、後から開発された記録型メディアとは全く異なる規格になります。
その為、CD/DVDレコーダーで録画(記録型メディア)されたデータはそのままでは、再生(読み取り専用メディア)出来ないので、記録型メディアのデータ構造を読み取り専用メディアのデータ構造に近づけ互換性を高める処理をファイナライズと言いうのです。

記録したハード以外で再生しょうとしても出来ない場合があるのは、そのメディアを記録したハードではデータの場所が認識できるが、別のハードでは認識出来ないため再生が出来ないのです。
しかしファイナライズを行なうと他のハードとも互換性が高まるので再生が可能になるのです。