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PROFILE

MSZ-006 ZGUNDAM

宇宙世紀0087年、エゥーゴと協力関係にあったアナハイム・エレクトロニクスはリック・ディアスの完成と同時に次世代超高性能モビルスーツ (MS) 開発計画Ζ計画を発動させる。

百式、メタスの試作後、アナハイムはエゥーゴの象徴たる超高性能機Ζガンダムの開発に着手したが設計は難航した。

 

しかし、ティターンズによって開発されたガンダムMk-IIが同社に持ち込まれたことで状況は一変する。ガンダムMk-IIは機能的には第2世代MSに到達していない機体ではあったが、そのムーバブルフレームの設計思想は斬新であり、可変MSに要求される機能を十分に備えていたためである。

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また、添えられていた民間人の少年(カミーユ・ビダン)の手になるメモ程度の設計案が引き金となり、設計は急速に進展していった。

MSZ-006 Zガンダムは、宇宙空間から重力下までの連続運用が可能な破格の汎用性を持った機体である。最も大きな特徴は「標準兵装のまま単体での大気圏突入が可能」な点である。

 

さらに、大気圏突入中に機動も可能にしています。通常MSは大気圏突入にはバリュートシステム等を使用するために、大気圏上層の熱圏では、その行動が極端に制限されてしまいます。しかし、Zガンダムは、その領域でさえも戦闘能力を有するのである。

 

MS(モビル・スーツ)とWR(ウェイブライダー)は、基本的な構造が全く異なり、別の技術が必要とされます。その異なった技術をひとつの機体に有することは、兵器ユニットを任意に変更できる性能が備わる事を意味するのです。つまり、Zガンダムは自らのMSとしての戦闘能力を、自力で戦線に空輸できる、数少ない機体なのです。