最近ノートパソコン市場はミニノートPCで活気づいています。
各社新製品の投入を続々と行っていますが、実際のところ市場のニーズに本当にマッチした商品なのでしょうか?
現在販売されているミニノートは、UMPC(ウルトラモバイルPC)のカテゴリの事で、価格帯を10万円以下に限定した場合、性能的にはOSにWindows XP Home Edition メモリ1GB、CPUにIntelAtom あたりが今後の主流になりそうです。
ASUSがEeePCを市場に発表してから人気が出てきた市場ですが、低消費電力のatomプロセッサーと、大容量SSDの安価が進んだことで、使用に十分耐える機種が増えてきた事が人気に拍車をかけているようです。
家電製品のPC売り場でも以前は見かけなかったのですが、今では各社の製品が展示されています。
UMPC(ウルトラモバイルPC)の特徴は、何と言っても小型で携帯し易いという点ではないでしょうか。
使用を「ネットサーフィン」「メールチェック」に限定した場合は、特に不満のない製品も有ります。 フルスペックのPCを持っていても、使用範囲が上記の内容ならミニノートで十分事足りると思います。
むしろ低価格で携帯性の良いミニノートの方がコストパホーマンスを考えるとお勧めかも知れません。
画面は10インチ以下の製品がほとんどですが、日ごろ大きい画面のPCを使っていないなら、あまり不便を感じないようです。
性能的にも、動画を主に見るとか、アプリケーションを入れて画像編集をガンガンするなどの、ハードな使用をしないかぎり、普通にWEBも見れますし画面がフリーズして・・・なんて事も起こらないと思います。
まあ、そんな使い方をする人が10インチ以下の狭い画面での閲覧や作業をする目的で、ミニノートを選ぶとは思えませんが。
機種によっては動画も普通に閲覧できていますし、仕事のプレゼンにプロジェクターとセットで使用しますが、パワポのデータも問題なく見れています。
データの作成は少し不便を感じるかも知れませんが、携帯性と作ったデータを見るには十分な性能のように思います。
ハードの性能向上にともない世界的に見れば、今後も伸びていきそうな分野ですが日本の場合は「高性能PC」の市場が中心なので、ユーザーの意識が何を求めているかで決まっていくように思います。
ただし、現状ではたしかに人気が有り「成長分野」であるのは間違いないと思います。
今後も各社が、ますます性能の向上した新製品を発表していただけるのを期待したいと思っています。
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